
2025年9月3日 デザイン事例321:監査法人アヴァンティア様【東京都】
はじめに
合同説明会の装飾は、単に目立てばよいわけではありません。企業の業種や伝えたい価値を視覚的に翻訳することが重要です。本事例では、監査法人としての信頼性と堅実さをどのようにデザインで表現したかを紹介します。
監査法人アヴァンティア様について
監査法人アヴァンティア様は、2008年に設立された中堅の監査法人で、東京都千代田区に本社を置いています。上場企業を中心に監査業務を展開し、現在は約200名のメンバーを擁し、40社以上の上場クライアントを抱えています。個人の成長を重視し、自由職業人を育成する環境を整えています。また、地域貢献やダイバーシティ経営にも力を入れ、持続可能な社会の実現を目指しています。
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制作アイテムと役割
ブースを構成する各アイテムには、それぞれ役割があります。
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テーブルカバー:正面から学生の視線を受け止める基盤。ロゴを中央に据え、誠実で整理された印象を与えます。
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イスカバー:列ごとにブランドを繰り返し訴求し、統一感を高めます。
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タペストリー:背景を整理し、写真撮影の場面でもブランドを残す要素に。
色彩設計:ブルーが持つ信頼性
アヴァンティア様のブースは、全体的に深みのあるブルーを基調に設計しました。
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ブルーの心理効果:誠実・安心・専門性を想起させる色。金融や監査、コンサルティング業界で多用される理由はここにあります。
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濃淡の使い分け:単調にならないように、背景にはグラデーションや異なる濃さを用い、落ち着きと立体感を両立。
結果として、会場で学生がブースを見たときに「安定感のある企業だ」と直感できる配色になっています。
レイアウト設計:余白と整列
今回のデザイン全体で共通しているのは「余白と整列」です。
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テーブルやタペストリーには余白を多く取り、雑多さを避けて誠実な印象に。
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イスカバーやバナーは整列した配置でリズム感を作り、統一感を強調。
メッセージ設計:ブランドの一貫性
コピーには「自由職業人を育成する監査法人」というフレーズを統一して使用。
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短く力強い表現で、立ち止まらずとも意味が入る
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すべての媒体に同じ言葉を入れることで、一度目にした学生の記憶に残る
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「監査=数字を扱う」だけではなく「育成」というポジティブな要素を伝え、学生の関心を引きます
まとめ
アヴァンティア様の事例は、色彩・レイアウト・メッセージの三要素をデザイン視点で最適化し、監査法人にふさわしい「信頼感」と「安心感」を視覚的に形にした装飾です。
当社は300件以上の事例を通じて得た知見をもとに、業種に合わせた最適解を提案できることができます。
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