はじめに
合同説明会において、学生がブースに立ち寄るかどうかは最初の数秒で決まります。
特に製造業・造船業では、「仕事内容が想像しづらい」「現場の雰囲気が分かりにくい」という理由から、第一印象の設計が採用成果に大きく影響します。
合説ブース装飾とは、企業の思想や仕事の本質を視覚で瞬時に伝えるための採用広報手法です。
今回ご紹介するのは、鹿児島県を拠点に船舶建造・修理を行う 寿工業株式会社様 の合同説明会ブース装飾事例です。
企業紹介
寿工業株式会社様は、鹿児島県内で新造船の建造から修理までを手がける造船会社です。
海と暮らしを支える仕事に真摯に向き合い、地域に根ざしたものづくりを続けています。
現場力を大切にしながら、若手人材の育成にも力を入れている点が特徴です。
ブース全体のコンセプト
テーブルカバー:W1800×H700×D600mm
イスカバー:W500×H600mm
タペストリー(横):W900×H1800mm
タペストリー(横):W1800×H1200mm
Xバナー:W700×H1800mm
テーブルカバーとイスカバーでブース全体の統一感を整え、背面には複数のタペストリーとXバナーを配置することで、造船業ならではの迫力と現場感を視覚的に伝えています。
デザインの特徴
① 色・世界観
ブルーを基調とした配色で、「海」「船」「信頼性」を想起させる世界観を構築しています。
造船業という業種特性と親和性の高い色使いにより、学生にとって理解しやすいブースデザインとなっています。
② 視認性・情報整理
「どんな会社?」「船を造る・修理する」というメッセージを大きく配置し、仕事内容が一目で伝わる情報設計としています。
専門用語を避けたコピーにより、業界未経験の学生にも届きやすい構成です。
③ コピー・メッセージ
「海と暮らしを、ことぶきがつなぐ。」
「鹿児島県内で唯一の新造船を造る会社」といったコピーは、仕事の社会的意義と希少性を分かりやすく伝えています。
このデザインがもたらす効果
ブース前で立ち止まる学生が増え、通過されにくくなる
仕事内容のイメージが湧き、説明がスムーズに始められる
現場写真により、働く姿を具体的に想像しやすくなる
業界未経験の学生でも質問が出やすくなる
合説ブース装飾は、製造業・造船業において特に重要な「仕事理解」を支える仕組みです。
まとめ
本事例は、専門性の高い造船業であっても、装飾とコピーの設計次第で、学生に仕事の魅力を直感的に伝えられることを示しています。
派手な演出ではなく、「何をしている会社か」「社会にどう貢献しているか」を丁寧に伝えることが、合同説明会における採用成果につながります。