「会社アピール」はもう響かない? Z世代採用の鍵は「誰が働いているか」

Z世代採用画像

「会社アピール」はもう響かない? Z世代採用の鍵は「誰が働いているか」

「会社アピール」はもう響かない?

新卒社員が採用担当者様に贈る!歩留まりを上げる“人の温度”戦略

採用ご担当者様へ。
学生が「会社のスペック」より「働く人」を見る理由を知っていますか?

唐突な投げかけを失礼いたします。

若手優秀層のエントリーが伸びない、内定辞退率が高止まりしている…。

もし、貴社が例年通りの多額の費用を投じ、成長性や事業優位性を中心にブース戦略を練っているとしたら、それは今の就活生の心には届いていないかもしれません。

私もつい先日まで、合説会場を歩く1人の学生でした。

企業研究に疲弊し、情報に溺れる中で、

最終的に私の行動(ブース訪問・エントリー)を決定づけたのは、会社の数字ではなく、「そこにいる人たちの笑顔」でした。

Z世代は、「情報のリアルさ」と「職場の心理的安全性」を何よりも重視します。

この小さな「人の温度」こそが、貴社の採用の歩留まりを劇的に改善させる鍵です。

本記事では、情報過多の時代に学生が何を求め、どこに不安を感じているのかを、現場の視点から解き明かします。

そして、採用コストを活かしきれていないブース戦略を「人が見える戦略」に変えることで、どのようにターゲット学生の安心感を獲得し、結果的にエントリー数を伸ばせるのか、弊社商品・製作事例を基にご提案します。

目次

1. 就活を終えた私が驚いた、合説ブースの「もったいない」現実
2. 企業説明よりも“人”が刺さる!ブース装飾の役割をアップデート
3. 「人が見える」ブース戦略ツール
4. 【よくあるご質問】実践的なQ&A
5. Z世代採用の成功は「人柄の入口」戦略にかかっています
6. 【お問い合わせ・資料DL】

1.就活を終えた私が驚いた、合説ブースの「もったいない」現実

⑴ 情報が多すぎる!?学生は「処理オーバー」で疲弊しています。

私自身もほんの1〜2年前まで就活生でした。

合説会場を歩く学生の気持ち、痛いほどよくわかります。

会場に入ると、どのブースもキラキラしていて、「自社の魅力」を全力で発信されていますよね。

企業の規模、事業の成長性、平均年収、福利厚生…。もちろん、これらの情報は大事です。でも、数百社分の情報が一度に目に飛び込んでくるこの空間。

正直、学生の頭の中はすぐに「情報処理オーバー」になってしまいます。

「会社アピール」はもう響かない?

せっかく会社が頑張って用意した詳細な情報も、

疲れと混乱の中で「後でまとめて調べる」という棚上げリストに入れられてしまうのが現実なんです。

こんな情報飽和状態の中で、私が「立ち止まる」という最初の行動、つまり「ブースへの歩留まり」を決定づけるものは何だったか、思い返してみました。

それは、「どんな人が、どんな表情で働いているんだろう?」という、シンプルだけど一番リアルな疑問でした。

 

⑵ Z世代が重視する「人の温度」=安心感という最大の価値

今の学生、すなわちZ世代は、企業の「スペック」よりも、「この会社の人たちと一緒に働きたいか?」という「人の温度」に敏感です。

どれだけ業績が絶好調の会社でも、ブースにいる社員さんが「なんだか冷たそう」「話しかけづらそう」と感じたら、そこで心がシャットダウンしてしまうんです。

採用活動は、AI時代になっても結局は「人 対 人」です。

学生がブースで最初に感じ取るのは、担当者の「笑顔、話し方、距離感」といった、アナログな情報です。

「怖くなさそう!」「優しそう!」「雰囲気が柔らかい!」

「会社アピール」はもう響かない?

—この“人の温度感”が、ブース訪問という最初の関門を突破させるかどうかの鍵を握っています。

この「安心感」を提供できなければ、優秀な学生がブースをスルーし、エントリーの機会すら得られないという「機会損失」が発生してしまうんです。

せっかくの出展費用がもったいないですよね!

 

2.企業説明よりも“人”が刺さる!ブース装飾の役割をアップデート

⑴ 「人柄の入口」としてブース装飾を見直しませんか?

企業様にとって、ブースは「会社の顔」であり、「ブランドイメージを発信する場」だと思います。

でも、学生側から見ると、ブースは「この会社の人柄を測る入口」なんです。

会社のロゴだけが並んだブースは、学生から見ると「情報ゼロ」です。

下記の写真はあまりにも極端な例ですが、、「このロゴ、素敵!話を聞きたい!」とは、残念ながらなかなかなりません。

合説ブース装飾イメージ

学生は、その会社が何をやっているかだけでなく、「そこで働く人たちの空気感」を知りたいのです。

この「人柄」が伝わらないと、学生は不安を感じてしまいます。

貴社が採用に投じている大切なコストを活かすためにも、

ブース装飾の役割を「会社のスペック紹介」から「学生の不安を取り除く」ための『人柄の入口』へとアップデートしませんか?

 

⑵ 写真がもたらす「安心感」と「透明性」という付加価値

ブースに立ち寄る学生の心理的なハードルを下げる、一番手っ取り早い方法は何でしょうか?

それは、ずばり「社員の写真」を使うことです。

合説ブースバラマキノベルティグッズ社員缶バッジ

    •  ・安心感への貢献: 働く人たちの笑顔や、楽しそうな様子の写真があるだけで、「あ、こんな人たちがいるんだ」「雰囲気が明るくてオープンなんだ」と、学生の安心感は格段に上がります。

 

  •  ・透明性の訴求: 会社が「働く人たち」を隠さずに見せる姿勢は、「この会社は隠し事がなく、誠実で透明性が高い」というメッセージとして学生に届きます。

素敵なブースに加えて、担当者も優しそう…。

この環境が揃うことで、「緊張するけど、話を聞いてみよう!」という学生の行動が自然に生まれるんです。

 

⑶ 色と情報量の「引き算」戦略:シンプルデザインが一番リアル

色味:親しみやすさとコーポレートカラーのベストバランス

色味はもちろん、企業のブランドを統一するためにコーポレートカラーを使うべきです。

しかし、親しみやすさを優先するなら、明るい色(白、アイボリー、パステルカラーなど)をメインカラーや背景、差し色に使うことを強くおすすめします。

暗い色や濃い色が多すぎると、知らず知らずのうちに「威圧感」や「堅苦しさ」を与えてしまい、学生が遠ざかってしまう可能性があります。

親しみやすさを演出する色を戦略的に取り入れてみてください。

 

情報量:シンプル is ベスト!

繰り返しお伝えしますが、合説会場は本当に情報過多で、学生は正直疲れています。

壁一面にびっしり文字が書かれていても、それを真剣に読んでくれる学生はほとんどいません。

頑張って書いた文字が、情報過多でスルーされてしまうのは、本当にもったいないです。

学生が求めているのは「誤魔化しのないリアル感」です。

だからこそ、デザインはシンプルであるべきです。

 

【ブースで伝えること、この2つに絞ってみませんか?】

  •  1.働いている方の「最高の笑顔写真」(顔が見えるサイズで)
  •  2.貴社が一番伝えたい「核となる短いメッセージ」(例:ビジョン、パーパスなど)

合説ブース装飾のXバナー

この2つが明確で、入りやすそうなブースと優しい担当者が揃っていれば、学生は自然と集まってくるものです。

これは、後のエントリーへの「歩留まり改善」に直結します。

 

3.「人が見える」ブース戦略ツール

⑴ エンゲージメントを高める社員の写真入り商品

  •  ・提案商品: 社員の等身大パネル

合説ブース装飾の社長等身大パネル

導入効果: 写真には、会社の雰囲気を一瞬で伝える力があります。部署や職種ごとの代表社員の笑顔を等身大に近いサイズで配置することで、学生は「入社後の自分」を具体的にイメージしやすくなります。

「将来の自分」を想像させることは、学生のエンゲージメントを高める一番の近道です。https://www.saiyoubooth.com/portfolio_page/p_hitogata/

提案商品: 顔写真入りタペストリー

合説ブース装飾タペストリー事例

☆導入効果: 若手社員の「入社理由」や「学生へのメッセージ」を添えたタペストリーは、学生にとって最高の共感ポイントになります。

スペックではなく、「ストーリー」で語りかけることで、学生の記憶に残りやすくなります。https://www.saiyoubooth.com/portfolio_page/tape_tarpaulin/

 

⑵ 企業の文化を伝える色味の事例

  •  ・弊社制作事例: 柔らかい色味のブース

合説ブース装飾デザイン事例

☆導入効果: ブース全体を温かみのある色調で統一すると、「この会社は、社員を大切にしていそうだな」というポジティブな印象が生まれます。

こうした「心理的安全性の高さ」は、Z世代が企業を選ぶ上で非常に重要な判断基準です。https://www.saiyoubooth.com/works/274/

 

4.【よくあるご質問】実践的なQ&A

⑴ Q:写真は何人くらい載せるべき?若手中心がいいの?

A: 人数は多くても10名程度に絞り、顔がはっきり見えることを最優先にしてください。

情報が散漫になるのが一番もったいないです。

そして、若手社員(入社1〜3年目)を中心に配置することをお勧めします。

学生は「自分に近い人」に共感し、自分自身がその会社で活躍できるかを判断したいと思っています。

 

⑵ Q:社員が顔出しに抵抗がある場合、どうすればいい?

A: 肖像権の問題はデリケートですが、、工夫次第で解決できます。

【工夫案①】「手元」や「後ろ姿」の写真を使う!

社員が会議で笑い合っている様子や、PCに向かう真剣な手元など、「人の活動」が感じられる写真を使うだけでも「人の温度」は伝わります。

【工夫案②】社員の「似顔絵」を使う!「イラスト化」してみる!

写真に抵抗があっても、似顔絵やイラスト化することで、ユーモラスで親しみやすい雰囲気を出しつつ、人柄を伝えることができます。

 

⑶ Q:写真ばかりだと、企業のメッセージ性が弱くなってしまわない?

A: いいえ、むしろメッセージ性が強くなります

企業の理念やビジョン等の抽象的な言葉だけだと、学生の心には響きにくいです。

その理念を「実際に体現している社員の笑顔」とセットで提示することで、抽象的な言葉が「リアルなもの」として学生にストンと落ちます。

あくまで一例ですが、「挑戦を尊ぶ」というメッセージを、実際に日々挑戦し笑顔で過ごしている社員の写真が証明してくれるんです。

 

 

5.Z世代採用の成功は「人柄の入口」戦略にかかっています

採用活動のゴールは、内定者を出すことではなく、入社後の活躍と定着です。

その第一歩は、学生に「この会社なら安心して働けそう」と感じてもらうことです。

合説は、この「安心感」を伝えるための最高の舞台です。

Z世代にとって、企業の「人」は、組織文化や職場の安全性を測る最も重要な基準です。

「会社アピール」はもう響かない?

♦ Z世代にとって「働く人が見えるかどうか」は、会社の信頼度を測る指標です。

♦ ブース装飾は「人柄の入口」として、エントリーへの歩留まりを決めます。

♦ 社員さんの写真と、親しみやすい色味で「会社の温かさ」を効果的に伝えてください。

 

ぜひ、貴社の採用戦略に「人の温度」を組み込み、多くの優秀な学生をブースに呼び込んでください。

初めての製作の方、相談しながら進めたい方、

ご不明点を解消するためにも是非一度ご相談いただければと思います。

執筆者:エンドライン株式会社 営業部 松木 愛奈

 

6.お問い合わせ・資料請求

【お見積依頼・お問い合わせ】ご相談はこちらから!

https://www.saiyoubooth.com/contact/

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