
2025年6月13日 27卒の第一印象を制す!合同説明会ブース装飾の基本と実例
目次
1.はじめに──27卒が合同説明会で企業に求めていること
2.合説ブースで「第一印象」を制する装飾の力
3.他社と差がつく!装飾で打ち出す企業の個性
4.認知・集客・記憶に残る──装飾が担う3つの役割
5.ブース装飾は専門会社に任せるべき理由
6.おわりに──27卒に“選ばれる”企業づくりを
1. はじめに──27卒が合同説明会で企業に求めていること
2027年卒の学生たちは、コロナ禍の影響を受けずリアルな就活イベントを当たり前に体験できる“完全対面世代”です。彼らが参加する合同説明会では、「第一印象」が企業選びにおいて大きな影響を与えます。
合同説明会に参加する就活生は、自分が入社したいと考えている企業が定まっていない場合が多く、目に入ったブースから直感的に訪問先を決めていることが多いです。そのため、説明の内容よりも、ブースの見た目で判断されるケースが多いのです。
だからこそ、企業の魅力を視覚で最大限に伝える「ブース装飾」は、ただの飾りではなく、採用活動の成果を左右する重要な要素となっています。
2.合説ブースで「第一印象」を制する装飾の力
合同説明会では、多くの企業が同一フロアに並び、同じ時間に活動します。このような環境では、「見つけてもらえる」ことが最初のハードルです。そのハードルを越えるために、装飾の力が必要不可欠です。
Z世代の一般的傾向として、「視覚的直感」に優れ、感覚的な判断を重視するというものがあります。そのため、Z世代である27卒の就活生の記憶に、ただのパネルや会社案内だけで構成されたブースは残りづらく、スルーされてしまうことも。
実際に合同説明会に参加した27卒の就活生の中には、次のような意見がありました。
「ブースを見て一目で業界がわかる会社は、つい足を止めてしまいました。パネルやイスカバーまで色味やデザインが統一されていて、“きちんとしている企業だな”という印象を受けました。」
一方で、装飾がない企業には立ち寄らなかったという声も。
「看板を持って声かけしているだけの企業は、正直“余裕がないのかな”という印象になってしまった。」
だからこそ注目されているのが、
・企業イメージに合った配色とグラフィック
・視認性の高いロゴとキャッチコピーの配置
・遠くからでも目を引く、統一感のあるバックパネルや装飾アイテム
といった、“視覚で情報を届ける”ブースデザインです。
特に好印象だったという声には、こんなものもありました。
「柔らかい色合いで、フレンドリーな雰囲気が伝わってきた会社は、“話しやすそう”と感じました。」
このように、装飾は単なる目立たせるための手段ではなく、企業の雰囲気や魅力を“空気感”で伝えるメディアなのです。
3. 他社と差がつく!装飾で打ち出す企業の個性
多くの企業が集まる合同説明会では、「目立つ」だけでなく、自社らしさが伝わる装飾が求められます。
なぜなら、27卒の学生たちは企業ブースを見て、「どんな業界か?」「自分と合うか?」を瞬時に感じ取り、行動を決めているからです。
「その会社が扱っている商品やサービスのイラストが入っていたり、キャッチコピーが目立つように描かれていたりすると、どんな企業なのかがすぐに伝わってきて惹かれました。」
このように、具体的な事業内容やメッセージが視覚に現れているブースは、学生の「知りたい」という気持ちを自然に引き出します。
一方で、企業名だけが貼られたシンプルなパネルでは、「何をしている会社なのか」が伝わらず、素通りされてしまうこともあります。
■ 学生に伝わる“企業らしさ”をどう装飾に落とし込むか?
目指すべきは、装飾から「この会社は〇〇らしい」と伝わる状態です。たとえば、
- 事業内容がわかる写真やイラスト
- 自社のバリューや姿勢が込められたキャッチコピー
- 社風や雰囲気が伝わるカラーやフォント選び
などがあるだけで、「あ、この企業は自分の志向に合うかも」という第一印象につながります。
■ デザインは“無言のメッセージ”
学生はブースに近づく前に、言葉を交わす前に、装飾からその企業を“読み取ろう”としています。
そのため、デザインは単なる装飾ではなく、言葉以上に雄弁なメッセージです。
「事業内容を伝える」
「会社の空気を伝える」
「一貫性と信頼感を伝える」
これらを視覚で伝えきることができれば、説明の前から選ばれる企業になることが可能です。
4. 就活生の記憶に残るブース
合同説明会が終わったあと、「どの企業の説明を聞いたか」を正確に思い出せる学生は意外と多くありません。その中で印象に残る企業には、視覚や映像による記憶の補強がありました。
「会社紹介や社員のインタビューを動画で流しているブースがあって、説明よりもそっちの印象のほうが残ってました。働いてる人の表情が見えたのがよかったです。」
これは、静的なパネル装飾だけでなく、動画や動きのある表現を活用することで、記憶に残る確率が一気に上がるという証拠です。学生は企業説明を“情報”としてではなく、“体験”として記憶する傾向があります。
5. ブース装飾は専門会社に任せるべき理由
「目立つブースを作りたいけど、どんな装飾が効果的かわからない」「社内にデザインの知識がある人がいない」――そんな課題を抱える採用担当者も少なくありません。
そこでおすすめなのが、合同説明会ブースの装飾に特化した専門会社への依頼です。
専門会社であれば、
- 会場レイアウトや導線をふまえたデザイン設計
- のぼり・パネル・テーブルクロス・フロアシートなどの装飾ツールの最適な組み合わせ
- 自社の業種やメッセージに合わせたオリジナルデザインの提案
- 設置・撤去までを一括対応
といったトータルプロデュースが可能です。
また、近年は「映える装飾」や「AR・動画連携」など、Z世代の関心に即したクリエイティブを提案できる会社も増えています。ブースの装飾次第で、集客力は数倍に跳ね上がることもあり、コスト以上の効果を生む投資といえます。
6.おわりに──27卒に“選ばれる”企業づくりを
27卒の学生たちは、SNSやビジュアル情報に強く反応し、「共感できるか」「自分に合いそうか」という感覚を重視して企業を選んでいます。その判断軸に“装飾”が直結している今、ブースの見た目は企業の顔そのものと言っても過言ではありません。
合同説明会という限られた場で、自社の魅力を正しく、かつ印象深く伝えるために。装飾にこだわることは、選ばれる企業になるための第一歩です。
「第一印象を制す企業は、採用も制す。」
プロによるブース装飾で、27卒の心をつかみましょう。