【装飾事例あり】目的別採用ブースデザインの考え方

目的別採用ブースデザインの考え方合同企業説明会装飾

【装飾事例あり】目的別採用ブースデザインの考え方

採用ブースの装飾は、合同企業説明会などで人を集めるために重要なものです。
とはいえ、
「どのような装飾ツールを使えばいいかわからない」
「装飾ツールの違いがわからない」
「何を伝えるために、どうデザインすべきなのか……」
などなど、お悩みを抱えている担当者の方も多いのではないでしょうか。
本記事では、装飾ツールの種類・役割といった基礎知識から、目的別のアプローチまで、採用ブースについてのノウハウを解説します。
装飾例も多く盛り込んでいますので、ぜひ、参考にしてみてください。

目次

各ツールの役割
会社の知名度・規模をウリにする
会社の雰囲気をウリにする
「業界イメージを変える」をウリにする
ターゲットに合わせたデザイン
まとめ

各ツールの役割

まずは、装飾ツールそれぞれの役割を整理していきます。
装飾ツールは、設置位置や種類によって「役割」が異なってきます。

目的別採用ブースデザインの考え方合同企業説明会装飾上の図は、よくあるブースの装飾例です。各ツールにはそれぞれの名称と役割を記載しています。
次から、役割の詳しい内容を解説しますので参考にしてください。

通路側自立式バナーは「足を止めさせる」役割

目的別採用ブースデザインの考え方合同企業説明会装飾

自立式バナーは足を止めさせるためのツールです。
採用活動を目的としたブースであれば、「求職者が最初に見る」装飾物になります。そのため、一目で読んで理解でき、「興味を持つ」ことができるメッセージを入れる必要があります。
「何の会社か」に加え「何のために働くのか」がわかるものが理想と言えます。
すでに、採用活動用のキャッチコピーが決まっている場合は、それを用いて興味を引くという手もあります。

目的別採用ブースデザインの考え方合同企業説明会装飾

上の写真のように、シンプルで目を引くキャッチコピーは求職者の目に印象的かつ魅力的に映るでしょう。

テーブル・椅子カバーは「雰囲気作り+社名認知」の役割

目的別採用ブースデザインの考え方/合同企業説明会装飾

テーブルや椅子カバーにつけるカバーは、ブースに足を運んでくれた方に情報を覚えてもらうための装飾品です。
ここで覚えてもらう情報は、社目や一番伝えたいワンメッセージなど、重要なものに絞ります。通路を通りがかったとき、説明を聞いているときにふと目に入るものなので、メッセージ性は抑えつつシンプルにすると有効です。
また、テーブル・椅子カバーはブースの雰囲気作りとしても重要です。

目的別採用ブースデザインの考え方合同企業説明会装飾
目にした方が「良い雰囲気だな」と思うデザイン、シンプルで印象に残る言葉を選びましょう。

正面タペストリーは「イメージ付け」の役割

目的別採用ブースデザインの考え方合同企業説明会装飾

※こちら画像データになかったのでPDFから切り抜いたものです

正面タペストリーはイメージ付けのツールです。
ブースの背景になるので会社のイメージに直結しやすい性質があります。
そのため、どんなイメージの会社として記憶に残したいかを考えてビジュアルを作ることが重要になってきます。
仕事の雰囲気が伝わる写真に、一言のメッセージを添えるのがおすすめです。次の写真のように、視覚的に記憶に残すことができます。

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※こちら画像データになかったのでPDFから切り抜いたものです

側面タペストリーは「説明補助・興味アップ」の役割

目的別採用ブースデザインの考え方合同企業説明会装飾

側面のタペストリーは説明補助・興味アップのためのツールです。補助的なツールといってもいいかもしれません。
ブース内に入って、初めてシッカリと読むことができるツールであるため、他のツールよりも情報を詳しく記載し、興味・関心を高めてもらうために使用します。

目的別採用ブースデザインの考え方合同企業説明会装飾

会社の知名度・規模をウリにする

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会社の魅力はそれぞれです。なにを・どうデザインして伝えるべきか解説していきます。

 

なにを伝えるか

会社の知名度が高い・規模が大きい場合は、それだけで十分な魅力となります。あえて、多くの情報を伝える必要はありません。
知名度や規模、大手である強みなど、魅力をストレートにメッセージで伝えることが大切です。
社名の認知が高い企業はロゴだけでも十分な効果があるので、ロゴのカラーに合わせるのがよいでしょう。
社名の認知は高くないが、特定商品の認知が高いという場合は、商品のイメージを利用するのもよいでしょう。

どうデザインするか

押さえるべきポイントは、「ロゴや社名は大きく、夢ある一言を」です。
大手であれば「大手ならでは」の強みを書きます。見た方の中に大きな夢を描かせることで、興味から憧れに昇華させる効果があります。
商品の知名度が高い場合は、社名ロゴ・商品ロゴを大きく記載します。知名度は安心感を与えるだけではなく、イメージまで伝えることができます。

会社の雰囲気をウリにする

知名度や規模ではなく、雰囲気をウリにしたいという会社もあるでしょう。会社の雰囲気は求職者が気にする要素の1つでもあります。
雰囲気をウリにする場合、なにを・どうデザインして伝えるべきか解説していきます。

なにを伝えるか

求職者が、「ギスギスした空気の中で働きたくない」「せっかくなら心地良い空間で働きたい」と思うのは当然です。
しかし、「明るい会社です」「アットホームな社風」と大々的に書いてしまうのは悪手といえます。
このような直接的なメッセージは「ブラック企業が使うメッセージ」というイメージがあるからです。

直接的なメッセージではなく「雰囲気」を伝えることに注力しましょう。

どうデザインするか

目的別採用ブースデザインの考え方合同企業説明会装飾

雰囲気をウリにする場合に、デザインのポイントになってくるのは「自然な笑顔」「実際の声を使う」ことです。
会社の雰囲気の良さや社員の良さを伝えるには、雰囲気そのものを写真などで見せる必要があります。
その場合、作った笑顔ではなく自然な笑顔の写真をデザインに使うのが適切です。いかにも採用活動用につくったような「良い会社です」の写真は控えましょう。

目的別採用ブースデザインの考え方合同企業説明会装飾目的別採用ブースデザインの考え方合同企業説明会装飾

「業界イメージを変える」をウリにする

自社の情況が、業界的に知名度が低い、一般的にネガティブなイメージが定着していて人気が低いという場合もあるでしょう。
その場合も、逆境だからこその強み、働く楽しさなどアピールできることは多くあります。
例えば「業界のイメージを変える」という強気な姿勢は、求職者にとって魅力的に映ることがあります。
これらをウリにする場合、なにを・どうデザインして伝えるべきか解説していきます。

なにを伝えるか

目的別採用ブースデザインの考え方合同企業説明会装飾

知名度の低さや、大変そうといったネガティブイメージは、ポジティブに変換することができます。
例えば、挑戦や攻めのスタイルが「かっこいい」、新しいことにチャレンジできて「たのしそう」など、イメージを変えることができます。
こういったイメージを狙う場合、写真やキャッチコピーにこだわる必要があります。「誠実」といった昔ながらの社訓を書く、飾り気ないデザインにするなどは控えましょう。

どうデザインするか

目的別採用ブースデザインの考え方合同企業説明会装飾

先にも触れましたが、ネガティブなイメージを変えたい場合は「当たり障りないデザイン」はやめましょう。かっこよく加工した写真を使う、全体をカラフルにデザインして楽しい雰囲気作りをするなど多少のイメージ戦略が必要です。
今までの自社のイメージを継続するのではなく、一度壊して再構築する気持ちでデザインを決めましょう。

ターゲットに合わせたデザイン

ここまで、自社のウリに合わせたについて解説してきました。最後は「ターゲットに合わせた」デザインについて解説します。
自社の現状をアピールするのではなく、来てほしい人材に向けたアピールする方法です。
なにを・どうデザインして伝えるべきか解説していきます。

なにを伝えるか

目的別採用ブースデザインの考え方合同企業説明会装飾

大事なのは、自社の現状を基準にせず、一番欲しい人材に合わせてデザインすることです。
例えば、欲しい人材が活発な人材であれば、デザインを活発なイメージにします。具体的には暖色を使う、文字を太く・大きくするなどです。
メッセージを作る際も、どんな人材が欲しいかを明確にした上で、欲しい人材に届くものを心がけます。活発な人材であれば、「チャレンジしよう!」「やる気をかう!」など、端的なメッセージを掲載します。目的別採用ブースデザインの考え方合同企業説明会装飾

デザインの例についてはこの後詳しく解説します。

どうデザインするか

目的別採用ブースデザインの考え方合同企業説明会装飾

求める人材に「自分に合っている!」と感じさせることが大事です。
勢いある人材が欲しければ勢いあるデザイン、落ち着いた人材が欲しければ落ち着いたデザインが必要になります。それぞれ工夫すべき点をご紹介します。
勢いのある人物を求めている場合:暖色系(赤やオレンジ)の色と、力強いフォントを使います。空間ははみ出すぐらい全体を思い切り使うとなおいいデザインになります。
落ち着いた人材を求めている場合:寒色系(青など)の色と、フォントは明朝体や細めのフォントを使います。空間に余裕を持たせるとなおいいデザになります。

まとめ

この記事では、目的別で考える採用ブースデザインについて解説しました。
採用ブースデザインに悩んでいる方のご参考になれば幸いです。

その他、採用ブース装飾・展示会装飾にお困りの際はお気軽にご相談ください。

 

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