企業合同説明会で目を引くデザイン3つのポイント

合説ダメな事例

企業合同説明会で目を引くデザイン3つのポイント

企業合同説明会では多くの方に足を運んでもらう、興味を持ってもらう必要があります。そこで重要なのが、ブース装飾です。
合説ブースにタペストリーやポスターを貼るだけでは不十分です。なぜだかお分かりですか?
ここでは効果がでないブース装飾のデザインパターンと、効果的で目立つデザイン方法をそれぞれ3パターンずつ紹介します。

企業合同説明会成果が出ないデザインパターン

成果が出ないデザインパターン①社名のみが書かれたデザイン

社名のみが書かれたデザインのブースをよく見かけます。

ありきたりなデザインなので、説明会のみならず展示会・催事など様々な場面に使えるメリットがあります。

しかし、社名だけでは「何のブースなのか」が分からないので、認知や集客などの求める成果が出ません。

 

社名だけで人を集めることができる、大手企業以外は避けるべきデザインです。

 

成果が出ないデザインパターン②統一感がないデザイン

ブース装飾はのぼり旗やテーブルクロス・タペストリーなど複数ツールを使います。

「このツールはこんなデザインにしたい」「あのツールはこんなデザインにしたい」と別々のデザインを作ると全体としての統一感がなく、信頼感のないデザインになってしまいす。

また、どのような会社かも分かりにくくなる為、結果として何も伝わらないデザインとなってしまいます。

 

成果が出ないデザインパターン③メッセージが魅力的ではない

デザインはレイアウトや色遣いだけではありません。そこにどんなメッセージを入れるかも重要です。

専門用語を使うことで意味が分からなかったり、「当社はいい会社です」等の漠然としたメッセージを盛り込み、具体性に欠くことで、求職者の心に響かない合説ブースになります。

以下のブースデザインは漠然としたメッセージの悪い例としてご参考ください。

 

企業合同説明会で目立つブースデザイン①「メインキャッチはシンプルに」

メインキャッチはシンプルなものにします。できれば10文字前後で表現できるようにします。

人が瞬間的に視認できるのは最大15文字と言われています。

 

インパクトのある表現で、一瞬で伝わることが大切です。

また、業界の事が分かるメッセージや、夢や希望を抱ける「ワクワク感」ある表現を入れましょう。具体的な例で言えば大成建設様の「地図に残る仕事」などがあげられます。これは採用専用のキャッチという訳ではありませんが、「なんだろう?」という興味が沸くため、足を止める力も高いです。

企業合同説明会で目立つブースデザイン②「デザインは全体のコンセプトを決めて進める」

先ほども「失敗するブース」のところでお伝えしましたが、ブースデザインをする際に、ツール別にデザインを考えてはいけません。

ブース全体をどの様なイメージにしたいのか?を先に決めましょう。

色合いやデザインのテイストを統一し、ブース全体を一つのものとして考えます。

全体のイメージを統一させることで、遠くからでも目を引く効果があります。

会社のイメージそのものが一体となり、来場者に記憶されやすくなります。

さて、どうすればイメージ統一できるのでしょうか?

その方法ですが、最も簡単な方法は「色を統一する」という方法があります。基本的にはコーポレートカラーを使います。

「青色の会社」「黄色の会社」という印象だけでも覚えてもらう方法です。冊子やチラシなども同一イメージで作れば、持ち帰った様々な資料から貴社の資料を手に取る可能性も高まります。

 

企業合同説明会で目立つブースデザイン③「ツールの役割を理解しデザインする」

ブース装飾の各ツールには役割があります。そのことを理解しデザインする必要性があります。具体的に各ツールの役割と入れる内容の例を紹介します。

①(入り口付近)のぼり旗・ロールアップバナー

この2つのツールは求職者の足を止める為のツールです。

「求職者が最初に見る」ツールとなります。

その為に一眼で伝わる「興味をひく」メッセージを入れます。

「メインキャッチはシンプルに」の項で説明した内容と同じですね。

もちろんメッセージやアイキャッチに嘘はいけません。

自社の魅力についてシッカリ考えて決める必要があります。

ロールアップバナーはサイズも大きいため、補足テキストを入れるとより説得力あるツールとなります。

 

②イスカバー テーブルカバー

この2つは求職者の記憶に残る為の補助ツールです。

様々なメッセージを入れるよりシンプルに。

前を通るとき目に入る。説明を聞く際に見る。

メッセージ性は抑えつつシンプルに社名のみ、もしくは社名プラス一言くらいにしましょう。

空間作りの一部として考えてくださくい。

 

③(説明の際の背景部分)タペストリーや壁面装飾

このツールは背景にあたるのでイメージ付けのツールです。

説明時の背景となるのでどんなイメージの会社として記憶に残したいかを考えてメッセージや

ビジュアルを作りましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

成功する合説ブースデザインと失敗する合説ブースデザインについてお話ししました。

企業合同説明会で目を引くデザイン3つのポイントを理解してデザインを作成してくださいね。

年間100件以上の合説ブース装飾を手がけていますが、根本的な部分が間違っているが故に成果が出ていない企業も多く見受けられます。

皆様のお役に立てたら幸いです。