
2025年8月14日 会社案内はもう古い?合同説明会で応募率を上げる採用パンフレット活用法
もし、あなたの会社がまだ「会社案内」を採用活動に使っているなら――正直に言います、それは相当まずいです。
採用がうまくいかない、応募が集まらない、内定辞退が多い…。その原因は「人事担当者の熱意不足」でも「学生側のやる気」でもなく、”伝えるべき相手に、伝わるツールがない” ことかもしれません。
多くの企業が合同説明会や会社説明会で配布しているのは、取引先向けに作られた営業資料としての「会社案内」。しかし、求職者や学生が本当に知りたいのは、「ここで働くとどうなるのか?」です。このギャップこそが、採用成果を大きく左右する要因です。
目次
1. 会社案内を採用に流用する企業が抱える課題
多くの企業人事はこう考えがちです。
「採用パンフを作る時間も予算もないから、会社案内で代用しよう」
しかし、会社案内は基本的にBtoB・BtoC営業向けに設計されており、構成は以下のようになります。
- 企業概要、沿革、事業内容
- 顧客・取引先への実績アピール
- 製品・サービスのスペックや強みの説明
これはお客様や取引先や株主には有効ですが、就活生にとっては興味の優先度が低い情報ばかりです。
結果として発生する問題は――
- なんとなく印象が薄くなる
- 働くイメージが湧かない
- 説明会後に他社と混ざって忘れられる
「せっかくブースに来てもらったのに、その後の応募につながらない」という事態が頻発します。
2. 抱える4つのリスク
このツール選択のミスは、表面的な印象の問題に留まりません。採用活動の根幹を揺るがすリスクが潜んでいます。
⑴ 採用ブランドの毀損
学生は「資料=その会社の顔」と考えます。古いデザインやありきたりな内容は、「時代遅れ」「無難で面白くない会社」という印象に直結。第一印象が悪ければ、説明会で好印象を与えても帳消しになりかねません。
⑵ 競合との差別化不能
合同説明会では数十社が一堂に会します。似たような会社案内では、学生の記憶に残る可能性は限りなくゼロ。ブースで得た関心が、資料によって消えてしまうケースは少なくありません。
⑶ 説明会の歩留まり低下
説明会後に手渡した資料が、「ここで働きたい」と思わせる理由を示していなければ、応募率は確実に下がります。パンフレットは説明会の記憶を呼び起こす”最後の営業マン”。家に帰った学生がページをめくる、そのわずかな時間こそが、面接・エントリーへの分かれ道です。
⑷ 採用コストの浪費
広告・イベント出展・交通費…多額の投資をしても、最後に手渡す資料が魅力を伝えきれなければ、その努力もお金も水の泡。資料は採用投資を回収するための”最後の砦”です。
3. 採用パンフレットがもたらす解決策
採用特化型のパンフレットは、学生目線で設計されます。主な特徴は次の通りです。
- ビジョンやミッション:会社の存在意義や未来像を明確に
- 働く人・職場環境:社員インタビューや1日のスケジュール
- キャリアパス:入社後の成長や役割の変化がわかる
- 企業文化・価値観:どんな仲間とどんな挑戦ができるのか
- 写真・デザイン:言葉では伝わらない雰囲気をビジュアル化
これらは説明会だけでなく、後日ゆっくり読み返した時にも「やっぱりこの会社がいい」と再確認させる効果を持ちます。
無料公開中|応募率を上げた実例を厳選!「採用パンフレット15事例集」
さらに、採用特化LP(ランディングページ)と連動させることで、オンラインからも同じ空気感を伝えられます。
4. 当社の提供する採用パンフ・LP
エンドライン株式会社は、合説ブース装飾を年間500社以上サポート。その現場で強く感じるのが、「ブースは目立っても、資料が弱い企業」の多さです。
そこで装飾と合わせて効果を最大化するため、採用パンフ+LP制作をパッケージ化しました。
採用パンフレット仕様
- A4 / フルカラー / 8〜16ページ
- 学生インタビュー、働き方、福利厚生、採用フローを掲載
- 企業ごとの雰囲気に合わせたオリジナルデザイン
採用LP仕様
- スマホ最適化
- エントリーボタン、説明会予約導線を明確化
- パンフと統一デザインでブランド力UP
ポイント:装飾・パンフ・LPの世界観を揃えることで、合説→応募→面接まで一貫した印象を形成。
5. 実績事例
長野技研様
- 色使い:明るい黄色を基調とし、視認性・インパクト重視。ポジティブで元気な印象を与える。
- キャッチコピー:「誰でも主人公」という端的で印象に残るフレーズを大きく配置。
- 構図:中央に社員5名を並べ、職種の異なる制服やスーツで多様性を表現。
- 写真の使い方:円形にトリミングした現場・業務風景の写真を上部に配置し、会社の事業内容を間接的に伝えている。
- フォント:やや手書き風・柔らかい雰囲気の英字(”hero” など)と、太く読みやすい日本語タイトルを組み合わせ。
- 裏面:代表挨拶、事業紹介、採用情報をきっちり整理し、ビジュアルとテキストのバランスが良い。
MRF様
- 色使い:深い青とオレンジの差し色で落ち着きと信頼感を演出。
- キャッチコピー:「新入社員が語る本音トーク!!」と強調し、リアル感を前面に押し出す。
- 人物写真:スーツ姿の社員3名を大きく配置し、社会人としての落ち着きや信頼性を表現。
- 構図:表紙はシンプル構成で、余白を活かしてキャッチコピーと人物に視線が集まるよう設計。
- 裏面:企業情報や代表メッセージをコンパクトに整理。中央に「実際に現場に出て体感してみませんか?」という誘導文を配置。
- 全体トーン:堅実で誠実な印象を与え、仕事への真剣さを打ち出すスタイル。
いしがみ整形外科クリニック様
- 色使い:オレンジを基調に、白背景と組み合わせて清潔感と温かみを演出。
- キャッチコピー:「心に笑顔を 身体に元気を 関わる人に幸せを」など、人を大切にする理念を前面に。
- 人物写真:笑顔の医師やスタッフの集合写真を大きく使用し、職場の雰囲気と人間関係の良さを視覚的にアピール。
- 構成:採用までの流れ(書類選考→適性検査→面接→内定)をアイコン付きで分かりやすく図式化。
- トーン:堅さを避け、親しみやすく・安心感のあるレイアウトと文章。
- 裏面:勤務のやりがいや雰囲気をストーリー調で紹介し、応募心理を高める構成。
6. 資料ダウンロード
採用パンフレットの作り方や事例をもっと知りたい方には、「採用パンフレット15事例集」を無料でご提供しています。
- 採用パンフが必要な理由
- 実際の15社のデザイン事例
- 見せ方・構成のポイント解説
全45ページの実践的な内容で、今の採用ツールを見直すきっかけになります。
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