採用活動で成功する秘訣:プロジェクターを使わない新しい方法

プロキシミティ理論

採用活動で成功する秘訣:プロジェクターを使わない新しい方法

採用活動は順調ですか?

 

夏が近づいてきて、ちょっと採用活動は一休み、なんて考えている企業も多いかもしれませんね。

でも、採用難は相変わらずです。それでも、企業は「人なり」!優秀な人材を見つけ出し、採用し続けなければなりません。

 

目次

 

日本の採用活動の流れと合説の重要性

 

さて、日本の採用活動の流れは、合説(合同企業説明会)→単独説明会→面接→内定という独特のパターンが根強く残っていますよね。この流れはなかなか変わりませんが、実はこの中で一番重要なのは「合説」なんです。

なぜなら、合説でしっかりと自分たちの魅力を伝えられなければ、その後のプロセスに進んでもらうことが難しくなります。合説は、企業と学生が初めて顔を合わせる場であり、第一印象を形成する重要な瞬間です。この場で企業の魅力やビジョンを効果的に伝えることができなければ、優秀な人材を見逃してしまう可能性があります。

 

モリアゲアドバイザーのユニークなアプローチ

まず、合説で学生の関心を引きつけるためには、ブースの装飾が重要です。ブースは企業の「顔」とも言える存在であり、学生が最初に目にする部分です。華やかで魅力的な装飾を施すことで、学生の注目を集め、自然とブースに足を運んでもらうことができます。しかし、見た目だけに頼っていては不十分です。

装飾がいくら華やかでも、肝心のメッセージが学生に伝わらなければ意味がありません。学生がブースに来た時に、どのように企業の情報を伝えるかが非常に重要です。ここで、プロジェクターを使ったプレゼンテーションが一般的に行われますが、私たちモリアゲアドバイザーでは、あえてプロジェクターを使わない方法を採用しています。

プロジェクターを使うと、どうしても全員の目線がスクリーンに向かってしまい、話している人の熱量が伝わりにくいんです。でも、PCを使った近距離での説明だと、学生さんの目線が自分に向き、話に集中してくれます。距離感が近いと、自然とコミュニケーションも生まれやすいですし、感情も伝わりやすいんです。

 

以前、テーブルの配置方法についても書きましたが、それも重要です。テーブルの配置一つで、学生さんが話しやすくなったり、逆に話しにくくなったりしますからね。

 

2つのコミュニケーション理論

人のコミュニケーション理論はたくさんありますが、今回は下記の2件をご紹介するのでご参考ください。

1. プロキシミティ理論(Proximity Theory)

心理学者エドワード・T・ホールが提唱したプロキシミティ理論では、物理的な距離が近いほど親密な関係が築かれやすいとされています。ホールの「パーソナルスペース理論」によると、人々は近接することで互いに安心感や信頼感を得やすくなります。近距離での対話は、感情や表情、ジェスチャーといった非言語コミュニケーションの要素がより効果的に伝わるため、より深い理解とつながりが生まれやすいです。

 

ホールのパーソナルスペース理論は、個人が周囲の空間をどのように知覚し、利用するかを研究する分野です。彼は、人々が日常生活で使う空間を以下の4つのゾーンに分類しました。

 

  1. 親密距離(Intimate Distance): 0~45cm(0~18インチ)
    • 家族や恋人、親しい友人など、非常に近しい関係の人々と使用される距離。
    • 触れることができる距離であり、匂いや体温も感じられる。
  2. 個人距離(Personal Distance): 45cm~1.2m(18インチ~4フィート)
    • 友人や同僚など、親しいがそれほど親密でない人々との対話に使用される距離。
    • 会話が容易に行えるが、触れ合うことはほとんどない。
  3. 社会距離(Social Distance): 1.2m~3.6m(4フィート~12フィート)
    • ビジネスや社交的な場面で使用される距離。
    • フォーマルな会話や商談などで一般的に利用される。
  4. 公的距離(Public Distance): 3.6m~以上(12フィート以上)
    • 講演やプレゼンテーションなど、多くの人に向けて話すときに使用される距離。

プロキシミティ理論

 

2. メラビアンの法則(Mehrabian’s Rule)

アルバート・メラビアン(Albert Mehrabian)の研究によると、感情や態度を伝える際には、非言語的な要素が非常に重要です。具体的には、以下の割合でコミュニケーションの要素が影響します:

  • 言葉そのもの(Verbal): 7%
  • 声のトーン(Vocal): 38%
  • 顔の表情(Facial Expression): 55%

この「7-38-55ルール」として知られる結果は、感情や態度の伝達において、言葉よりも声のトーンや表情といった非言語的な要素が重要であることを示しています。特に、物理的な距離が近いと、表情や身振り手振り、視線などがより明確に伝わり、コミュニケーションの質が向上します。

メラビアンの法則

まとめ

採用活動は「人対人」のコミュニケーションが基本です。だからこそ、プロジェクターのような一方通行のツールを使うのではなく、もっと人と人との距離を縮める工夫が必要です。

みなさんも、ぜひ一度「プロジェクター」をやめてみませんか?学生さんと直接コミュニケーションを取ることで、企業の熱意をしっかりと伝えましょう。きっと今まで以上に効果的な採用活動ができるはずです!

 

採用活動を成功させるためには、ちょっとした工夫と勇気が必要です。時代に逆行するように見えるかもしれませんが、このアプローチが実は一番効果的なのかもしれません。みなさんも、ぜひ挑戦してみてくださいね!

 


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