2019年10月31日 合説ブースが成功する3つの秘訣その3「御社、忘れられていません?」
こんにちは。
エンドラインの山本啓一です。
今回が最後の「ろくろ」です(3回目)
1回目は「残念!あなたの会社は知られていません!」というタイトルで
以下の事をお話しました。
・そもそも御社は知られていない
・難しく書いても学生はわからない。だから・・・
・2種類の伝え方で自社定義しよう
でしたね。
2回目は
「非常に残念ですが就活戦線において、御社に興味すらないのですよ」
というお話です。
・そもそも御社に興味がない
・独自の強みは何ですか?
・中小企業は理念・社風で勝負!
ずっとお伝えしていますが
「せっかく合説ブースを装飾するのだから、
お客様には絶対成功してほしい!」
と私は思っています。
今回はラスト!「御社、忘れられていません?」というお話をします。
是非お読みくださいね。
トヨタやソフトバンクに勝てますか?
就活のスタートとなる合同説明会に参加後、
学生さんがたくさんブースに来たら、「合説成功!」なのでしょうか?
合説自体は成功かもしれませんが、採用は成功するか分かりませんよね。
採用プロセスは合説→単独説明会→面接→内定と続きます。
大事なのは次のステップに進んでもらう事です。
そのため、ブースに人がたくさん来た事はいいことなのですが、
喜ぶのはまだ早いですよね。
いくら良い説明会を行っても、それは自己満足です。
合説後の学生はこんな感じじゃないでしょうか?
「トヨタやソフトバンクは覚えているけど、
人事担当がすごく感じの良い話をしていたあの会社ってなんて社名だったかな?」
合説後に、一部の大手企業以外はほとんど覚えられていないと思ってください。
記憶から切り離せないインパクトを!
学生に忘れられないために必要な事。
これだけは覚えておいてください。
それは
「インパクトを残し学生の記憶から消えない仕掛けをすること」
です。
インパクトって何でしょうか?
目立つこと?大きな声を出すこと?給与水準が高い事?
どれも正解ではありますが、本質ではなく手段にすぎません。
インパクトとは「絞り込んだメッセージ」を学生さんに突き刺す事です。
1回目、2回目も似たような事を書いてきました。
今回はさらに声を大にして言います。
メッセージは絞り込んでください。
とても分かりやすく、シンプルに。かつ忘れられないように。
当社の場合は、
元お笑い芸人社長が率いる「お店やイベントを盛り上げるのぼり旗や幕を販売する会社」です。
もう少しシンプルにするなら
「元芸人社長ののぼり屋さん」ですね。
芸人だから余計にインパクトありますが、
絞り込めばどのようなキーワードでもインパクトを出せます。
極端な例ですが、
・東京都中央区日本橋人形町のとんこつラーメン屋
・業界で唯一○○賞受賞
・そばは出しません!うどんONLYで営業しています!
など、自社の強みと絞り込みをMIXさせれば
忘れられないメッセージが出来上がります。
忘れられないために形に残す
インパクトのあるメッセージが完成したら、あとはそれを形にしましょう。
家に帰っても忘れられない為にツールとして渡しましょう!
当社の場合は「クリアファイル」を製作しています。
何屋か分かる事をメインとしたり、社員を主役にしたデザインだったり、
年度により変えています。
持ち帰ってもらい忘れられないようにしましょう。
自宅に帰った際、
「あ、この会社こんな説明していたな!」
と思い出してくれる事が大事です。
必ず単独説明会への参加率も上がりますよ!
以上、3回に分けて「合説ブースが成功する3つの秘訣」をお送りしました。
是非、一度実行してみてくださいね。
検討を祈ります!